こんにちは、Joeです。
子供の頃に読んだイソップ童話に、
「狐と鶴のご馳走」というお話があります。
おおまかな筋書きは以下の通り。
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ある日、狐は鶴ををご馳走に招待しました。
ご馳走はお皿いっぱいの美味しそうなスープです。
しかし、鶴は長い口ばしが邪魔で、平たいお皿のスープが飲めません。
それを見ながら狐は美味しそうにペロペロとお皿を舐めて、ついにはいっこうに口をつけない鶴の分までたいらげてしまいます。
このことに腹を立てた鶴は翌日、今度は狐を自分の家に招待するのでした。
ご馳走のスープは、口の細長い壺に入っています。
鶴は器用に口ばしを壺の中に入れて、美味しそうにスープを飲み干します。
狐はどんなに舌を伸ばして頑張っても壺の中に届かず、ご馳走を食べることができないのでした。
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大体こんな感じのお話です。
ネットではこの童話の教訓として、
「他人を傷つけた者は、いつか自分も同じように傷つけられる。」
という記載がありましたが、
子供の頃、僕はこの童話を読んで「狐さんと鶴さんは意地悪だけど仲良しで気が合うんだなあ」と思っていました。
特に鶴さん、身体の特徴をバカにされて本当に傷ついていたとしても、怒ったりせずに、こんなにスマートでユーモラスなし返しをするなんて、最高ですよね。
お互いに意地悪をしたり仕返ししたりしながら、相手の驚く顔、参ったなあという反応を見て楽しみじゃれ合っているような2人(1匹と1羽)がイメージできる、
とても大好きなお話です。
僕がこの童話に無理やり教訓をつけるとしたら、
「ほどほどの意地悪や仕返しは、なんとなく可愛らしくてハートフル」
そんな感じです。
皆さんはどう感じるでしょうか?
この話がSMと関係あるのかは謎です。笑
それでは。