SMの中でどうあるか【コラム・丈】

    先日、Lotusの研修時にオーナーのプレイを見せて頂く機会がありました。
    日頃の研修時から、
    『SMに正解はない』、『何をしていてもSMになる』というお話をよくオーナーから伺っています。
    SMプレイにおいて、
    ひとりひとり個性の異なる人間どうしが集って、欲望を曝け出し、精神的に丸裸になるつもりで臨む時、
    一般的に言われるような、”良いプレイ・悪いプレイ”があまり参考にならない場合も多いと思います。
    では何をすればいいのか。
    何をすれば”この2人にとって楽しいSM”になるのか。
    …………。
    直ぐに答えを出すのは難しいです。
    「これをすれば絶対楽しいよね」という単純さはSMにはありません。
    『SMに正解はない』とはそういう意味だと思っています。
    さて、
    「調教とは、調べて、教える」だとも、常日頃オーナーから教わっています。
    まず調べること、
    そして教えてあげたり、
    或いは教えてもらったり、
    プレイの中でお互いがゆっくりと見えてきます。
    ここで見えてくるものは何かというと、
    例えば「水責めが向いているよね」「マミープレイをやると調子が出るかも」といった”行為”の次元よりも、
    もう一歩踏み込んだ、”それぞれの個性”の次元だと僕は思います。
    個性といっても、何か他者とは違ったポイントを探り出そうということではありません。
    個性とは個人の性(さが)です。
    それぞれの性(さが)に則り、どうあるのが良いのか・楽しいのか・心地よいのか、お互いにわかってくると、
    まさしく『何をしていてもSMになる』のではないでしょうか。
    何をするか、よりも
    どうあるか、を突き詰めていくことが肝心である。
    先日のプレイ研修を見て、そんな思いが強くなったのでした。
    ご読了頂き、ありがとうございます。
    コラムを書くといつも頭の中が整理されて、考えが少しずつ深まるような気がします。
    こんな風にSMに関して文章を書き、しかも誰かに読んで貰える機会があるというのは、とても幸せなことだと感じています。
    それではまたの機会に、よろしくお願い致します。
    S__110952465.jpg

    関連記事

    PAGE TOP