みなさんこんにちは。
奇抜なタイトルを開いていただきありがとうございます。
蒼汰です。
SMを始めてかれこれ3年半になります。
おかけげさまで、それはそれは濃い時間を過ごせています。
そんななかで、SMをしているお相手方へ常々感じている“人間わんこっぽさ”の魅力と、その可愛がり方について今日はお話しますね。
なぜそう感じるかといえば、まず単純に、また会えることを楽しみにしてくれているという事実からしてすでにわんこみがあります。
会うことを楽しみにしてくれているお相手が待っている部屋のドアを開けたとき、飼い主が帰宅すると喜んで出迎える犬の愛嬌と純粋さを連想します。
普通の人同士の関係性では、毎回こんな出会い方をすることはありません。
これだけでもどれほど嬉しくて癒され、なんと気分が上がることか。
僕は元々プライベートでSMをしたことがありませんでした。
そういったことをするに当たり、仮にパートナーが口では良いと言ってくれたとしても、内心はどこかで嫌に感じている可能性があるのではと心配してしまい、全く楽しめないなと思っていたからです。
人へ暴力を振るうというのは、それぐらいタブーなことです。
しかしLotusでは、お金を支払った上で酷い事をしてくださいとお願いされるのですから、こちらも心置きなく楽しめるわけです。「あなたから加虐をされたい」と思って会いに来てくれるなんて、かわいい意外に何がありますかという話です。
ペットプレイとは違い、“人間わんこ”である理由に関しては、単純に僕の好みです。
人間と犬の良い所取りをしたいからに過ぎません。
たとえば人語NGなど、完全な犬扱いをするファンタジーよりも“人間でありながらわんこっぽく扱っている”ところにロマンを感じるんですよね。
見た目でいえば、床におすわりさせたり、四つん這いにさせることは官能的かつ可愛らしくて当たり前に好きなのですが、一番大事な部分は見た目よりも心理的な部分で、犬ならではの純粋さが見られることが何よりの魅力です。
というのも、無事にプレイを楽しめて、つまりお相手が追い込まれている場合、余裕や理性などは薄れていきます。
こうなると、例えばこちらのちょっとした“言いつけ”を守れなくなったり、それに対し素直に“ごめんなさい”したり、とにかく成人とは思えない、それはそれはピュアで素直なやり取りをしてくれることがあります。
この状態がとても楽しい、可愛く、エロい、のです。
それに従い、僕も責め続ける(≒可愛がる)ことに心酔して、まるで酔っ払っているような状態になっていきます。
相手が興奮すればその分自分も興奮する、をお互いに繰り返して積み重ねていくわけですからね。
加虐しているS的興奮と、お相手をくたくたのへろへろにさせている官能的要素が共存していて、端的に言って最高です。
リアルをそのまま書きすぎて、まだSMを経験したことない人に伝わるのかどうか不安になってきましたが、本当にそうなんです。
ところで、人は飼い犬に対して「お手」や「待て」などをさせたがりますよね。
あれをする理由って「可愛いから」が大部分を占めていると思いませんか?
人間わんこもそうです。
可愛いから、癒されるから、さらに興奮もするから、何かと言いつけを作りながらずっと遊んでいられるんです。
こんな経験は他では絶対できません。
飼い犬の場合、粗相すら可愛いく感じて心では許せてしまう場合がありますが、人間わんこの場合は、その先にお仕置きという遊びが待っています。
具体的に何をするかはそのときの気分次第ですが…
すみません、話が長くなりましたね。まとめますと、僕にとってSMの好きな部分の一つに、人が究極に無垢な姿を見せて甘えてくれるところがある、というお話でした。
SMと出会っていなければ絶対に知り得なかった世界と日常を行き来できている今の生活が幸せです。
SMのおかげで日々がんばれるってもんです。
ここまで読んでいただいた方と、いつもSM関係でお世話になっている方々、そしてお相手方に感謝の気持ちを込めて。
蒼汰