こんにちは、キャストの亜希です。
突如として始まった「皆でプレイのプレゼンをしよう!」企画。
僕は緊縛担当となりましたので、めいっぱいSMにおける縄の魅力をお伝えできればと思います。
緊縛の特徴としてまず、汎用性の高さが挙げられると思います。
ある場面では、被虐へ向かう心のチューニングとして。
可動域を少しずつ奪うことで雑念が取り払われ、心おきなくSMを楽しむための準備体操ができます。
ある場面では、没入感をよりいっそう強めるための促進剤として。
強く締めた縄に煽られて被虐感が増し、次第に呼吸も乏しくなり、難しいことが考えられなくなっていって、しばし動物的なコミュニケーションを楽しめます。
ある場面では、痛んだ体躯に染み渡る抱擁として。
優しく這う縄は肩越しに伝わる鼓動も手伝って、まるで抱きしめられているよう。
一本の縄でひとつひとつお相手の輪郭をなぞって確かめて、ゆっくり掘り下げていく。
そういったコミュニケーションツールとして、緊縛は特に優秀だと思います。
また緊縛の魅力として「汎用性」という言葉を使いました。言い換えれば「お相手ごとに最適化できる」性質を持つといえます。
僕は緊縛に向き合う時、ひとりの人間と対峙しているのだと、ひとつの性と対面するのだと強く感じます。
あなたとの緊縛は、どのようなものになるんでしょうか。
あなたを縛る僕は、どのように映るんでしょうか。
その時々によって違った雰囲気を醸し人を魅了する力が、緊縛にはあると思います。
亜希