変化する価値観【コラム・累】

    10月に入ってから気温も急激に下がり、先月までの暑さがまるで嘘のようですね。

    前回のコラムから少し空いてしまいましたが、引き続きSMの世界に入って変わった自身の価値観について書いていこうと思います。

    前回でも少し触れた通り、僕はLotusで研修を受ける以前は、SMの世界にあまり触れてこなかったので、SMに対しては「人を鞭で打つのが好きな人」と「鞭で打たれるのが好きな人」のプレイ。
    くらいにしか認識できていませんでした。

    そんな価値観が変わるキッカケとなったのが、Lotusの研修で、忍さんのデモンストレーションを見た時です。

    そこには今まで想像いていたSMはどこにもなく、モデルさんが鞭やスパンキングを受ける度に、少しずつ安心して忍さんに身体を預けていくような、出会って1時間も経っていない2人が、SMと通じて信頼を築いている姿がありました。
    モデルさんの中で、もっと高みへ連れて行ってほしいという期待感のようなものがどんどん大きくなっていく。
    忍さんも「もっと先まで行ってみようよ」と楽しそうに手をひいている。
    人によってSMのあり方や世界観は違ってくるのかもしれませんが、それまでの自分にとって、全く知らないSM世界がそこで知れました。

    デビューをしてから1ヶ月と少したった今。
    これから色んな経験をして、自分の中でのSM観はどんどん変わっていくのかもしれませんが、あの時感じた「SMを通して築く信頼」と「何よりも2人で楽しめる空間」はこれからも大切に持っていようと思います。

    今回は今の自分が思うSMについて書かせていただきました。
    ありがとうございました。

    Lotus 累

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