キャストの累です。

SMの世界に足を踏み入れてからもうじき半年が経とうとしています。
あれだけ別世界に感じていたSMも、大分身近なものになり、鞭や縄などのお道具達が入ったキャリーケースが、部屋に置かれた生活にもすっかり違和感を感じなくなりました。

違和感がなくなったとは言うものの、プレイをしている時の高揚感は変わらずに好きで、むしろ回数が重なるごとに増すばかりです。

ただある種の“特別感”は感じなくなったと言いますか、以前の自分が必要以上に“スゴイこと”のように思っていたことが、当たり前のコミュニケーションとして自分の中に在ります。

プレイそのものもそうですが、非日常に溢れた時間も、並んでお茶を飲みながら、楽しかったこと、次はどうしたらもっと楽しい時間にできるのかを語らい、数時間前よりもお互いのことをより深く知って別れる。
そうやってお互いの“好き”が重なる部分をとことん追求していく時間はとても尊いものなのだと感じています。

「初めて出会った相手との仲を”未知のもの”で深めていく感覚」

愛情でも友情でも括れないお相手との絆を深められる。そんなSMの世界を探求していける事が、今は唯々楽しいです。

最近の真冬と春の気候が忙しなく入れ替わる気候に、体調を崩さぬようお気をつけ下さいね。
それではまた。

Lotus 累