拾った言葉、捨てた言葉【コラム・亜希】

    こんにちは、キャストの亜希です。

    コミュニケーションというものは間口が広い上に奥深く、幾つ繰り返しても悩まされる。
    故に惹かれてやまない、そんな“情報伝達方法”だとつくづく思います。

    ただ日常的に繰り返し過ぎているのか、最適解を模索している内に取捨選択され表に出さず胸裡にひっそりと佇んでいる、そんな”捨てた”言葉たちの方が多いのではないかと思います。
    その捨てた言葉の方が実際はより伝えたいことだったりすることも。

    プレイの時間というものは本当に目まぐるしく、迫り上がってくる感情をいちいち言葉にする時間すらなく日常の何倍ものスピードで取捨選択を繰り返すことになります。

    一言で雰囲気がぐんと盛り上がったり、より没入できる濃い時間になったり。
    自分の中に浮かぶ少し意地悪なニュアンスを含んだこの文言は拾うべきか、捨てるべきか。
    僕の没入の最中にある唯一の理性といってもいいと思います。

    お相手にも色々な感情が浮き上がっていること存じているのですが
    浮かんだ心緒をこちらに伝えようと表情に出してみたり、実際に言葉にしてくれたり
    そういった”拾った”言葉はもちろん受け止めて、お互いの楽しみの材料にしたりするのてすが
    敢えて口に出さず”捨てた”言葉も拾って汲んで、振り返りの時間でその言葉たちを拾い集め存分に感想戦を楽しむ。
    Lotusを通してお相手とコミュニケーションを育む上で、そんなサディストになれたら素敵だなと思います。

    ご拝読ありがとうございました。
    時節柄、風邪などめされないようくれぐれもご自愛下さいね。

    Lotus亜希

    関連記事

    PAGE TOP